こんにちは、引きこもりが大好きなコトリ(@minimalist_cot)です。
今回は
片付けると抽象度が上がるという話と、それがスキルになる
という話を書きます。
副業にも役立つスキルなので
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
Contents
【自問自答することで抽象度が上がる】
抽象度、という言葉は、
近年大ヒットした、前田裕二さんの「メモの魔力」
という本でも取り上げられて
ますます有名な言葉になりましたが
「ある要素をもとに大きく物事を捉えて
物事を広い視点から眺めることができる」
というものの見方です。
辞典によると、
抽象(ちゅうしょう)
ちゅう‐しょう〔チウシヤウ〕【抽象】 の解説
[名](スル)事物または表象からある要素・側面・性質をぬきだして把握すること。⇔具象/具体。→捨象
具象(ぐしょう)
ぐ‐しょう〔‐シヤウ〕【具象】 の解説
[名](スル)
1 はっきりした姿・形を備えていること。具体。「具象画」⇔抽象。
2 わかりやすく、はっきりと示すこと。
小学館 デジタル大辞泉
とのことです。
この記事では
抽象度を上げることを、メモをとることではなく片付けで行います。
私は、部屋や家の片付けが進んでいくと、
「物の見方が変わって抽象度がどんどん上がっていく」
ということを体験したのですが、
これはどういうことかと言うと
捨てたり手放したりするために
「なぜこれを持っていたのか?」という理由を
自分に向けて延々尋ねていくうちに
自分を頭一つ分上から見ることが
できるようになってきた、ということです。
★持っていた理由が自分軸ではなかったら手放す
持っていた理由は大体似ていて、私の場合は
「周りの人によく見られたいため」
の服だったりアクセサリーだった
ということがおおよそでした。
そういうものは自分軸で選んでいないので
大体が自分の好みではありませんでした。
逆から言うと、よく見られたいという理由「以外」のものが
本当に持ちたいものでした。
つまり
「人の目を気にしている間は、自分の好みを押し殺している自分」
がいた、という俯瞰、自己分析ができるようになります。
俯瞰は片付けだけでなく、様々なことに応用が効きます。
これが抽象度が上がると言う状態です。
【ストック≠死蔵品】
消耗品のストックについては
「無くなったらどうしよう」
という不安だけで持ってるものや、(実際は別に問題は起こらない)
よく使ったことのない新製品でも
「お試し価格で安かったのでなんとなく買ってしまった」
というものがたくさんあったので、
それが結局使わずに長いことを忘れ去られていたりとか…。
例えば使ったとしても、
「あまり気に入らないから早く使い切ろう」と思って
結構1回分を無駄に使ったりしていたことが多かったです。
節約と思って買ったストックを無駄に使う、という
本末転倒な状態です。
これは必ず使うだろう、というストックについても、
それを使い切った時に買わずに生活をしてみたら
意外と使わなかったので、
「じゃあこれはいらない」という結果を導くことができました。
で、結果もう買わなくなったものがたくさん挙がってきて、
本当にストックするものっていうのは全然目新しいものじゃなくって
ずっと前から使っているオーソドックスなものだけということになりました。
定番品は
使いやすいから長年売れ続けている訳だし、
使いやすいからずっと愛用しているわけです
お店に行った時には新製品がたくさん出ていて目移りしますが
その場のノリで買ったとしても
結局あまり使わなくなって
その結果死蔵品になってしまうことが経験上とても多かったです。
使わないストックは「死蔵品」となり
「魂など宿ることもなく金輪際使わないモノ」ですので、
お金としまっておく場所を圧迫し、
何より後悔を心の隅でずっとひきずることになって
もったいないことこの上なしです。
【抽象度が上がると思わぬ応用が効く】
私は手放すときに
「その時なぜこれを買おうと思ったのか」
いうことを自問自答しながら進めていったのですが、
その理由が分かると
売り手の考えてる事が分かるようになってきます。
売り場で
「これを使ったら素敵な自分にしてくれるのかも」とテンションが上がった
↓
その商品になんとなく期待して買ってしまった
↓
買う時に売り手の戦略に乗ってしまった
というところまでが分かるようになります。
お店のディスプレイがものすごくきれいだった、とか
マネキンがすごくおしゃれに着ていた、だとか
あるいは広告の売り文句が物凄く魅力的で
今すぐにでも欲しくなる文章が書かれていた、など。
となるとこれはマーケティング目線になるので
消費者目線だけではもったいないなと風に考えました。
消費者目線だけだったら「もう買わないでおこう」と考えるまでで
終わらせてしまうところですが
これを例えばメルカリとかのフリマアプリで売る時に
売り手の考えていることが分かると
お客さんを引きつける説明文を書くことができます。
★売れる文章が書けるようになる
消費者から卒業した目線が使えるようになると、
この目線がせどりなどの副業に使うことができるので
こういったマーケティングスキルは
これからの時代必須になると思っています。
例えば商品説明文の中で
ただ消費者目線だと、変に遠慮してしまって
「もう買いたくなかったら買わなくてもいいです」
のような消極的な表現になってしまっている人をたくさん見かけます。
売りたいのか売りたくないのかどっち?みたいな。
「これはこういうところが気に入って着てたのですが
今回〇〇の理由で手放すことになりました。
わかってくださる方どうぞ買ってください」
と
ロジックのしっかりした、
商品の良いところを推せる文章を書けるようになります。
私も片付けが終わってからも
継続して売り手目線をずっと研究しています。
ネット通販のキャッチコピーも深く考えながら見ることになりますし
例えば検索していて出てくる広告も
何も考えてなかったら
「うざい」と思うだけですぐ消すところですが、
売り手目線だと、
なぜこういう画像を使ったり
文章を使ったり
モデルさんを使ったり
色を使ったりしているのだろう?
ということを考えたりすることができて
違う角度から楽しむことができるようになります。
抽象度が上がると応用がどんどん効いてくるので
生活が楽しくなります。
大体のものを手放してしまった後は
売り手目線に完全にシフトしてしまって
ご自身で物販をはじめとした副業に応用もできます。
ぜひお部屋の片付けをする時に思い出して「自問自答」してみてください。
今日はここまで。
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