こんにちは、引きこもりのコトリ(@minimalist_cot)です。
しばらく、任意整理からの自己破産について
続けて体験談を書いています。
今回はみなさん気になるであろう
自己破産からの
めでたく?免責が降りた後の生活と
二度とそうならないようにする
体質の改善について書きます。
私が自己破産した後の生活は
カードが使えない以外は
特に何も変わりなかったです。
とお悩みと疑問をお持ちの方に読んでいただきたい内容です。
Contents
【自己破産後の生活】
★人間らしい暮らしができる
破産申し立て額が大きいと、
債権者に現金化し分配するために
車や家を手放す場合もありますが、
私はその該当者に当たりませんでした。
破産しても、99万円以下の現金と
時価20万円以下の財産は保有できます。
むしろ借金を返さなければというプレッシャーから解放されて
普通の人間らしい生活ができることを清々しいと思いました。
身を隠して地下生活しなければならないこともなく
自己破産しました と顔に書いて歩く訳でもありません。
督促の電話にも怯えないし
正確には弁護士さんの受任通知後からではありましたが、
「稼いでも稼いでも自分のお金じゃない」
という感覚からも解き放たれます。
私はいったん更地に立たされたような気分で
「ここからちゃんとやり直すぞ」
と気合いを入れ直すことができました。
★仕事は今まで通り
会社員の方も会社にバレることはなく
ましてやバレてクビなどということもありません。
今まで自己破産の手続き等で有給を使ったり、
半休を使ったりなど
お仕事に穴を開けることなどがあったかもしれませんが、
免責が降りてからは晴れてきちんと業務に集中できます。
私はフリーランス続行でしたが、
固定でできる仕事を取ってくることが免責の条件だったので
しばらくは同じ得意先の下請けを数年続けてやっていました。
これはこれでものすごい料率のマージンを抜かれて
いろいろと違う意味で問題がありましたが、
この話はまた別記事にアップします。
しっかり業務に集中し
返済がない分は頑張って
身の丈の暮らし、また貯金をできる範囲でしていく
ということが大切です。
★カードはもちろん作れない
債権者(カード会社)に迷惑をかけているので、
当然全てカードは召し上げということになります。
5年間はカードが作れません。
無理して作ろうと思っても信用情報機関に情報が筒抜けなので
破産者なのに作ろうとしたという情報が回るだけです。
ジタバタしてもマイナス要因にしかなりませんので、
ここは素直に喪に服さなければなりません。
5年経つとクレジットカード会社のカードは作れますが、
銀行系のカードはまだ作れません。
銀行系の信用情報機関は
10年間破産者の情報をキープしているからです。
(私もあと数年作れません。)
このような痛い目に会うと
しばらくクレジットカードという言葉の響きも
怖くて使えないような感覚になりますが…。
もし周りの目が気になるようなら、
残高、予算の範囲でデビットカードを使ってください。
じっくり見比べなければ券面はクレジットカードと変わりませんし、
あとは堂々した態度で使えばOKです。
★どうしてもカードを作らないといけない時は?
最近はカード認証をもって
初期登録をするサービスも多いですが
その時はデビットカードだと使えないのが不便ですね。
私は家族に新規カードを作ってもらうようお願いして
家族カード会員になり、
枠は使わないようにしてサービス登録用に使っていました。
そしてカードを使っての買い物も、
単に楽しいショッピング目的ではなく、
本当に必要なものかどうかを見極めるという目を養うことが大切です。
カードの作れない数年間で、それを鍛えていくのが良いと思います。
★喪が明けたら再び信用を作っていく
ただし、そうかといって作らないままだと
過去の申し込み履歴が全く消えているので
若い方はそれでいいかもしれませんが、
30代以降だと
全くカードを作ったことがない=信用がない
ということは、第三者から見ると「何があったのだろう?」
と疑われる要因になります。
ですから慎重にカード会社を選んで
クレジットヒストリー、略してクレヒスを積んで
再び信用をためていかなければなりません。
喪が明けたからといって
手当たりしだいに申し込みまくるということは
絶対に避けなければなりません。
申し込み履歴が信用情報機関に全て筒抜けだからです。
クレヒス計画の立て方は
「クレヒス 作り方」などで検索すると
詳しいサイトがたくさん出てきます。
私もたくさんのサイトの情報を見比べて
慎重に、半年に1回のペースでカードを作っていきました。
【免責は生まれ変わりのチャンス】
★体質を改めないとリバウンドする
ショッピングのしすぎで破産をしてしまった方に向けて申し上げると
自己破産はイベントではありません。
しかし体質改善の大きなチャンスです。
ダイエットと同じで
「このつらさを耐えたらいつも通りの生活ができる!」
というような感覚でいるとリバウンドします。
【この記事】にも書きましたが、
まずしないといけないことは
「生活体質を改善すること」です。
持たない 足るを知る 見栄を張らない 自分を大切に
という生活の柱を立てて
人に振り回されない自分をしっかりと作っていってください。
★自分を大切に
ストレスを溜めないことが一番大事です。
ストレスをショッピングで発散しようという体質だった方は
元のもくあみにならないよう、
まずストレスを溜めない生活へと
改善していくことが重要です。
ストレスの原因を突き止めて
それを無くせるような環境に
自分を置くように努めていってください。
最後にもう一度言いますが
自己破産は体質改善の最後の切り札であることを忘れないでください。
もし繰り返しそうであれば、
ご家族などの監視してくれる人、または団体などを
探すのも良いかもしれません。
生まれ変わるチャンスを与えてもらったということを胸に刻んで
もう一回スタートを切れることに感謝しましょう。
と言うことで、過去の自分に向けてのアドバイスでした。
今日はここまで。
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