こんにちは、引きこもりのコトリ(@minimalist_cot)です。
今回も、自己肯定感とお金がなくなっていく相関性について
書こうと思います。
常にクレジット枠がいっぱいでギリギリのところで踏ん張っている方
お給料をいただいてすぐ使ってしまい、何も残らない方
なぜそうなるのか、
今回の記事を読むと原因がわかるかもしれません。
早速見ていきましょう。
Contents
【自己肯定できないとお金が出ていく】
私は自己肯定感の低さでお金がどんどん出ていき、
最終には借金まみれになり、
任意整理からの自己破産まで行きました。
振り返ると、それは全て
自己肯定感の低さ、自信のなさから
端を発した行動でした。
私が陥った考えと自信を回復した方法をお伝えします。
【自己肯定感が低かった時に考えていたこと】
★過去を悔やみ続ける
以前のわたしは
過去の自分だけ見て、今の自分を見ていないということが日常でした。
「過去の失敗を必ず繰り返すに違いない」と信じ込んでいると、
恐怖で次の行動が取れなくなります。
「できないに決まっている」と思い込み、動けないというループです。
そして動けない今の自分も否定し、過去の後悔にのみ時間を費やして
無駄な時間が流れていきます。
★物で自分を変えようとする
物で自分を変えようとするのも自信なさの特徴です。
ようやく動けるようになった頃、
それでも自己肯定感は低いままでしたので
素敵に見える洋服やカバン、靴などが
自分を一段高いところに引き上げてくれる、
しかも「すぐ」引き上げてくれると
「買った物の力に自分が変わることを期待」して買い物を重ねていきました。
物に自分を委ねて外見だけ取り繕っても中身は変わるわけもなく
それを繰り返すうちに
だんだん自分で買ったものを信じられなくなり、
強い印象のキャッチコピーや、値段が高さに価値を見出そうと
お金がないのにどんどん高いものに手を出すようになります。
ブランドを身に付ける心理は、これに似たものかもしれません。
そしてクレジット枠いっぱいまで借金がかさんでいきました。
★自己啓発オタクになる
物で変わろうとするのとほぼ同じような動機で
自己啓発オタクにもなりました。
しかしよくあるパターンで、自分を分析しても
新しい自分に出会うことができず
「キラキラ」というフレーズのついた
同じような自己啓発本をドンドン買い漁っては積んで、
納得がいかずにまた買って、
部屋の一角は本の山になっていました。
なぜ「キラキラ」という言葉に吸い寄せられるかというと、
今輝けていないからという自信のなさから始まっています。
外の世界に自分が変わる要素があると思って探しにいくのですから
新しい自分に出会えないのは当たり前なのですが。
★依存する 人のせいにする
自分の選択に自信がないと依存にも陥りやすいです。
自己肯定感が底の底までくると結構こうなる人は多いですし、
私もしっかりそのルートをたどりました。
上の3つは努力(ただし間違った方向)をしていましたが、
ですが、
この項目は「全部人にしてもらいたい」という依存です。
依存すると、自分の選択に責任を持たなくてよく
間違っていたら、人のせいにできるからです。
例をあげると
占いで人に診断してもらわないと自信が持てない
というパターンです。
ただ、診断してもらうと言っても
思い通りの安心できる言葉を言ってもらわないと
傷ついてしまうのです。
そこでもっと耳障りのいい言葉を聞きたくて
他にも色んな占い師さんのところを渡り歩くということをやりがちです。
「占いジプシー」という言葉もあるくらいです。
耳障りの良い言葉を聞いて、その場での安心を得たいし
次の行動も占い師さんに決めて欲しくて
課金をしまくってお金を漏らすことに繋がりがちです。
私はこの状態になった時はすでにお金がなかったので
課金こそしませんでしたが
ネット占いで良い結果が出るまで占い続けたりすることはしょっちゅうでした。
これもよくある話ですが、
「そのままでいいんだよ。頑張らなくていいんだよ」を曲解し
努力しても変わらないから努力しない自分を肯定してもらいたいという、
やはりこれも人に行動を預けるという心の表れがあります。
全て自分の自信のなさからくることなのですが、
こうして考えてみると良いことが一つもないように思います。
一時の凹みなら立ち直るまで
その感情をしっかり味わえばいいと思いますが
ずっと続くとなると自分も周囲も疲弊してしまいます。
自信を持つための行動は次の項目を参考にしてみてください。
【自信を持つには】
上記のお金がただ出ていく状態から抜け出すためにどうするか、
私のやった考え方と行動をお伝えします。
これをやって自己肯定感を平均ぐらいまで引き上げることができ
人と比較するプレッシャーやストレスから解放されました。
★困った時はしっかりSOSを発信する
過去の出来なかった自分を認め、プライドを捨て助けを素直に求めます。
私は恥ずかしながら、自力の借金返済は諦めて、任意整理をお願いしました。
でも、これは依存や逃げではありません。
自分で解決するためにSOSを出すことを選択したということです。
SOSを出す先が占いであれば、
受け身で行動を決めてもらうということをせず、
「自分で据えた目的とそのためにすることの定期チェック」
をしてもらうという風に考えます。
おんぶに抱っこしてもらうためではありません。
依存は自信のなさからの他責
人のせいにしたいから人に決めてもらうということです。
ここが大きな違いです。
なので「自信を持って」助けを求めてください。
★できたことを思い出して数える
私は、できない理由を噛み締めるように
過去の自分に対して思い悩んでいましたが
前進のためにのみ、過去の自分を振り返るようにしました。
過去の自分は今とこれからの自分の材料でしかありません。
できたことはあるはずなのに出来たことを忘れているだけです。
できなかったこと、恥ずかしかったことの方ががインパクトが強いために
出来たことを忘れてしまいがちなだけなのです。
そこをわかっていると必要以上に自信をなくすことがなくなります。
今の自分よりも昔の自分ができることが多いように思えて落ち込む時は
「昔は今より知識がなくて、できたように思えたのだ」
と考えるようにしました。
★小さい行動を続ける
小さな行動を続けていくことで
いつの間にか大きな自信の塊を手に入れることができます。
かつて「自分を変えてくれる」と信じて買ったものたちを手放して、
「物の力によって変えて欲しかった自分を認める」という行動もそのひとつです。
- 部屋の片付けをして、
片付けられた達成感からの自己肯定感を高めること - もしくは小さい掃除を毎日して
綺麗なところに進んでもいい自身を認めて自信をつけること
など、
小さいことを初めて小さく達成し、
その小さなゴールテープを何回も着ることのできる自分をしっかり味わい
自信を積み重ねていってください。
私はこの小さい行動を繰り返し
常に片付いた部屋と冷静に客観視できる余裕を手に入れることができました。
★自己肯定感が高くなると大きな目標もクリアできる
大きな目標はもちろん必要です。
目標がないと、羅針盤なしの航海をすることと同じで
目的地なしにフラフラと出て行っても遭難してしまいます。
ただ、大きな目標は1足跳びには無理です。
1足飛びに夢を叶えたいというのは
物や他人に叶えてもらいたいと期待、依存するということに通じます。
挫折を味わってそれが無理とわかり
小さな積み重ねができるようになった人にこそ
自己肯定感を高めることができ、大きな前進があります。
今回ご紹介した 自信が持てるようになる行動をぜひ実行してみてください。
こちらの記事にも借金体質にならない方法を書いています。
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今日はここまで。
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