こんにちは、引きこもりのコトリ(@minimalist_cot)です。
信念と頑固はどう違うのでしょうか?
どちらも動かない硬いものというイメージですが
よく比べてみると全く性質の違うものです。
信念は
目標、こうありたいというイメージで
目指す大きな点のようなものです。
イメージに近づくためには色々な方法を試すことを厭いませんし
今まで持っていたものを捨てることもできます。
頑固は
今からの変化をすべて嫌うという考えです。
この移り変わりの激しい時代において
頑固はかなり不利だと言えます。
この2つの言葉、似ていますが
とらえかたを間違うと人生が左右される
かなり大きなインパクトのあるものです。
それぞれについて見ていきましょう。
Contents
【信念とはなに?】
★どうありたいのかはっきりさせる
信念 と聞くと
ものすごく堅苦しい言葉としてとらえそうになりますが
平たく言えば
どうありたいのかという「イメージ、目標」です。
なりたいイメージをはっきりさせるのが
信念がしっかりしているということです。
例えば会社を辞めてフリーランスになりたい場合
辞めて、次はフリーランスという手段を使い
どういう自分になりたいのか?
会社をやめることはサクッとできたとしても
フリーランスに保証はありませんし、
自己管理ができて売り上げを立てないと
たちまち大変なことになってしまいますよね。
そしてフリーランスになった自分が
目指す目標に到達するためには
どのようなやり方で向かうのか?
を考えていかなければいけません。
そこで、今まで自分の考えを
柔軟に変えていくことができれば
信念に沿ったなりたい自分に近づくことができるわけです。
★信念を持つために何を捨てるのか?
信念を持ってなりたいイメージに近づくためには
なにを捨てるかを決めることが大切です。
先ほどの
「フリーランスになって生計を立てる」に当てはめてみると
- 定期的に入ってくる給料?
- 仲間外れにならないためのグループ?
もっと色々あげられますね。
いずれもお勤めならば当たり前に存在していたものでしょう。
でもこの当たり前が惜しくても
捨てる痛みがないと得られる喜びもありません。
進んで捨てるられるように
まず考え方を柔軟にすることが大切です。
これが信念のために行動するということです。
【頑固であるとは?】
では頑固とはどういう状態のことでしょうか。
それは目の前のことに固執していることです。
例えば
- 昔の栄光を振りかざす
- 自分の価値観が絶対だと信じて疑わない
いわゆる「老害」と呼ばれる状態に似ています。
視野が狭く自分のことだけに関心が向いていて
「自分がいかに素晴らしいか」
を語りたがる人は
皆さんの身の回りに1人や2人はいるのではないでしょうか。
頑固な人は
自分の殻に閉じこもって
変化を拒絶しています。
信念との大きな違いは
捨てずに抱え続けることです。
頑固なままでいると
新しい考え方を取り入れられずに
時代に置いていかれ
価値がなくなったことや低下に気がつかず
がっちり手元にホールドして
化石のようにカチカチになっていきます。
★ミニマリストから見た「頑固」とは
ミニマリストから見た頑固を定義してみると
まるで捨てることが
身を切られるかのような痛み
デメリットの権化であるかのように
今まで大事にしてきたものを抱え込み
手放した先のイメージが持てない人
と言えます。
勝ち負けの世界の中で生きてるようなもので
自分の考えを捨てたら負けるという
考えを持っていると思います。
何に負けたくないのか分かりませんが
自分の考えが勝ちだと思っています。
かなりきつい表現を使いましたが
失う恐怖と日々戦い
快適からは程遠い環境に身を置いていることになるので
頑固な本人もさぞ苦しいのではないでしょうか。
【信念はもち、頑固は捨てる】
信念と言える目標を持っている人は
そこに到達するために
素直に違う考えも取り入れることができ
周りの評価も上がり
結果的に人間関係が楽になります。
お互いにメリットを与え合う事が出来る
レベルの高い人間関係です。
いっぽう頑固な人は
自分の考えが唯一正しいことであるように振る舞うため
周囲をジャッジするようになります。
とっつきにくい人
何かにつけクレームや文句ばかり言ってくる人
という印象になり
周囲が距離を置き始め
最終的には孤立してしまうという
寂しい将来が待ち受けています。
似ている2つの言葉ですが
考え方が導く結果が
全く違うことが
お分かりいただけたと思います。
イメージ通りの自分に行き着くためには
今持っているものを手放す痛みを感じることが
必要な修行のようです。
今日はここまで。
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