こんにちは、引きこもりのコトリ(@minimalist_cot)です。
高いお金を払って買ったものなのに 実はほぼ価値がないとしたら?
今回はたくさんのものを大切にしまっておいても
大体のものには価値がないという
ショッキングな話をしていきたいと思います。
今、持ち物が多くて処分に悩んでいる人は
これを読むと
あっさりと手放せるかもしれません。
一種のショック療法と思ってお読みください。
Contents
【物の価値は必ず下がる】
うちの母から聞いた、近所のおばちゃんの話です。
おばちゃんはある日一大決心をして
たくさんの大きなゴミ袋に
これまたたくさんの着物や古着、バッグなどを
生まれて初めてリサイクルショップに持っていきました。
かなりの高額品だったのだから
さぞかし高く買い取ってくれるのだろう
と期待して待っていたところ
総額200円ぐらいにしかならなかったそうです。
これがとても悔しかったそうでプリプリ怒り続け
小1時間ほども
うちの母に向かって愚痴っていたそうです。
需要もないところにいきなり持っていったのですから
ちょっと知識を持って考えてみれば
当たり前と言えば当たり前です。
でもおばちゃんは
購入時の値段のみを基準にしていたので
そのがっかり具合は半端ではなかったことでしょう。
★需要と経年劣化を頭に入れておく
ものは買った値段そのままでは売れません。
価値は時間とともに目減りしていくものです。
そして自分と他の人の価値観に
大きな差がある可能性もあります。
自分はすごく価値があると思っているのに
他の人は欲しがってもいないなど
価値観や需要には
温度差があることを知らなければいけません。
高い値段で買っても価値は高いままではないのです。
そう思うと
タンスの肥やしは
価値が目減りしていく負債であることに気がつきます。
私はこれを考えるようになって
「いつも出番がある服」のみを残し
価値を無視してすべて手放しました。
【服や靴は消耗品と割り切る】
服や靴
国産車や不便な場所の持ち家など
「値段が高かったので価値もそのままだ」と思いがちですが
実は手に入れた途端
急に半額以下にまで価値が下がるものです。
持っていても価値は下がる一方
もしくはゼロまたはマイナスなどというただの負債です。
特に洋服は財産では消耗品です。
生地や素材はどんな高級品である必ず劣化するからです。
★値段はどうやって決まっているのかを知る
買った当時の値段が高かったとしても
その値段の中身はというと
「原材料よりも大きなコストが乗っているので高い」
という場合が往々にしてあります。
高いから良いものではないということを知ると
せっかくのお金を慎重に扱えるようになれますね。
これを常に考えられるようになると
クローゼットに着ない服がパンパン、
売るときも二束三文で、
結局処分するのにコストがかかってしまう
というロスを避けられます。
【取引の現場を見て相場を知る】
いちどフリマサイトで
自分の持ち物と同じものがいくらで売られているかを
調べてみてください。
そこで取引されている値段をいくつか知ることで
買う人がその物に感じている価値(相場)を知ることができます。
もしかしたら自分がつけたい値段に対して
全く違う安い相場で取引されている現場を見て
ショックを受けるかもしれません。
でも、そこで悲しんだり怒ったりするのはお門違いです。
時間や流行などの要素が絡んで
相場が動くことを冷静に受け止めましょう。
★同じお金を使うなら、売るときも価値のあるものに
持った途端に価値が下がるものに
世の中がほとんど占められていることがわかりましたが
ではどういったものにお金を使うのがいいのでしょうか。
それは、世の中にわずかに存在する
買った時より値段の上がるもの
もしくは値段のあまり下がらないものを
選んで持つようにすべきです。
わずかしかないので価値があるのです。
もし同じ10万円を持っているとすれば
時間とともに価値が半分以下
もしくはゼロになるものに使ってしまうのではなく
時間が経っても値段が下がらないものに
お金を使うよう意識してみましょう。
これがリセールバリュー(売りに出した時の価値、値段)を含めた考え方です。
例えばiPhoneやMacBookなどのアップル製品は
年代が古くても状態が良ければひどい値崩れもないし
定価の半分ほどの値段で
出品してから
比較的すぐに売れていることに気が付きます。
ネームバリューや操作性ももちろん、
便利なのに気軽に買えるものではないために
価値が高いと感じられるからです。
こういったリセールバリューの高い品物は
売る時に高く売れ流ことがある程度予想がつくため
実質は買った値段と売れた値段の差額で使えたことになります。
持ち物を大事なお金で買う時は
相場や多くの人が感じる価値(需要)のことを
よく考えて買った方が
結果として後悔がありません。
物を捨てるにもお金がかかる時代です。
ゆくゆく価値がなくなるものにお金を使いすぎないように
気をつけましょう。
今日はここまで。
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