こんにちは、引きこもりのコトリ(@minimalist_cot)です。
とお悩みの方は多いと思います。
「上から目線」と「俯瞰的な目線」
の違いはご存知ですか?
どちらも同じような高さから見ているはずなのですが
実は見えている景色が全く違います。
結論から先に言うと
世の中を俯瞰的に見る能力は
自分の人生を楽にしてくれますが
上から目線は言っている本人のストレスが大きくなる一方で
はっきり言って
楽にはなりません。
俯瞰的に見る力をつけようと思えば
認識と学習、そして
自分のイヤな面も
フラットに見る勇気が必要になりますが
その分、上からの物言いでふるまわなくてもよくなり
無用なストレスから
解放されます。
これらの違いがわかるようになれば
自分で感情がコントロールできるようになり
生きることが楽になります。
具体的な違いや
どのように考えたら良いのか
早速みていきましょう。
Contents
【「俯瞰的に見ること」 と「上から目線」の違いとは?】
同じ上からでも
- 「自分込み」なのか
- 「自分を除く周囲」なのか
どちらで物事を眺めるかで
上から目線と俯瞰的な視点が
分かれます。
また俯瞰的に見るには
自分のことを冷静に上から見ることのできる
「能力」や「勇気」が必要になります。
上から目線よりも俯瞰的に見ることの方が 難易度が高く、練習が必要です。
★上から目線 の特徴
上から目線の人がみている景色には
自分が含まれません。
これは
「コンプレックスだらけの自分を見ることが
恥ずかしくて怖くて避けている」
とも表現できそうです。
そのコンプレックスに蓋をするように
上から世間を見ていて
馬鹿にするような感情を持っていることが多く
自分を「世界スタンダード、常識、唯一正しいもの」
として認めさせたいがために人を言葉でジャッジしがちです。
本当は
自分をきちんと見られていない分
他者を通して自分のコンプレックスをみているので
遠回しに自分を裁いているのと同じなのですが。
自分がどのように振る舞っているのか知らないまま
人をジャッジしようとしているのですから
基準がゆがんでしまうのも当たり前ですね。
★俯瞰的な目線 の特徴
俯瞰的に見ることは
自分も含めて上から観察できる「スキル」です。
これは要するに
自分も含めた人間関係を上から眺め
行動や考えをフラットに分析できる
高次の認知(メタ認知)ができる状態です。
放つ言葉にこめられた心理を
「実はこの人はこんな気持ちでいるのだろう」
と想像することも俯瞰力の1つです。
その人のした振る舞いに紐づいた感情が想像できるように
知識を蓄えておくことが必要になりますので
できるようになるまで少し時間はかかりますが
確実に人に振り回されるストレスが減少します。
普段から冷静に観察できる眼を養い
俯瞰できる術を身につけましょう。
【上から目線は直すべきか?】
反対に、どうしても上からものを言ってしまうという
悩みを抱えている人もいると思います。
上から目線は
不安な心理状態から起こっている可能性が高く
心が安定していない状態ですので
本人のためにも直していかねばなりません。
強い言葉で牽制してくるので
怖いものなしのような印象がありますが
実は本人は怖いものだらけですよね?
★自分は何を恐れているのかを知ろう
「上から」と上下の位置が存在する以上
その人の心の中には
人と比べて上に立ちたいという
消しがたい願望があります。
「いつか自分の能力などでは
周りに置いてきぼりにされる」
と思うといてもたってもいられなくなり
必死になって上からものを言っているのです。
上から目線でものを言うことを悩めるということは
それなりに自分を客観視できていますので
俯瞰力を身につけるまであと1歩です。
【コンプレックスと向かい合える勇気が必要】
ではどのように上から目線を直せばよいのでしょうか。
これはシンプルで
馬鹿にされるのではと言う「恐れ」を手放すと
上から目線を卒業できます。
上から目線で無意識にものを言ってしまって悩んでいる人は
恐れの原因となるコンプレックスと1つ1つ冷静に向かい合い
感情をザワザワさせないように
キープする習慣をつけていきましょう。
感情はフラットに保ち
「人より秀でた立場にいないと全人格を否定されるわけではない」
と理解できれば
上からものを言わなくても平気になります。
反対に
周囲に上から目線の人がいてモヤモヤしたら
言っている人の心の中が
「バカにされたら死ぬしかない」
と
常に不安であることが分かれば
いちいち目くじらを立てなくて済むようになります。
これができれば
一言ひとことに振り回されて
感情をざわざわさせる必要は1つもありません。
ぜひご自身の感情も込みで
フラットに俯瞰できる力を身に付けて
人生が楽になるよう練習してみてください。
今日はここまで。
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