最近、世の中の動きが急激すぎて、災害や世の中の物騒な出来事も多く
備えについての話が徐々に多くなってきました。
とはいえ、身の回りは激変しているわけではないようにも見えるので
普通に暮らすにはそんなに今までと変わらないような気もしますが
果たしてそんな混乱が目の前に迫って来るのでしょうか。
今回はアラフォー1人暮らしの私が
備えながら暮らしている理由についてお伝えします。
備える目的は
いつ起こってもおかしくない災害と
インフレによる物資不足、両方に向けたものです。
私は何の専門家でもありません。
1人のアラフォー独身女がこうやって解釈し、用意を実践しているのだなと
一つのやり方として見てくださればと思います。
YouTubeでもお伝えしています↓↓
Contents
★災害は引き続き起こり、インフレは続く
世界で起こる地震の2割が
地球上の面積に占める割合たった0.28%の日本で起こっているそうです。
毎日、報じられないだけで
体に感じない地震が無数にあり
2022年に入ってからは特に
国内のあちこちの火山も活発になっています。
そんな中でどの地方に何が起こってもおかしくありません。
また、大雨、大雪なども含めると、
交通機関がまひし、物流網が滞る事は今後頻繁に起こりえます。
いちど災害が起こってしまえば
被災地の近辺では一瞬で物資がなくなってしまいますし、
停電していればお金もおろせません。
そこまでに備えを何もしていなければ
災害そのものから身も守れたとしても
そこから先の生活維持が難しくなってしまいます。
また、3月に入ってから円安が急に進み
そしてこの世界情勢で為替、物流の両方が要因となり
輸入がますますしづらくなっています。
輸入がしづらいのはどこの国も同じ状況なのですが
日本は円の価値がだんだん下がってきて
輸入するときに買い負けると言う状況になってくるのではないかと思っています。
そうすると輸入できる量は今までと比べがっつり減ってしまいます。
食料の37%が国内生産ではあるものの
残りの63%は海外からの輸入に頼っている日本は
すでに結構な窮地に立たされていると私は感じています。
引用 農林水産省 東北農政局HP https://www.maff.go.jp/tohoku/index.html
2022年1月頃にはあらかじめ値上げが予告されていましたが
3月時点で起こっている原油価格高騰などの影響が重なり
ここからさらに数ヵ月がたてば
一般消費者が購入する商品価格へ響いてくるものと思われます。
私は、4月以降も生活に直接関係するあらゆるものが
値上がりすると考えています。
小麦、麺類は、これまでもジリジリと値上げされてきましたが
2022年4月以降も約3~14%ほど値上げの傾向があります。
原材料の価格上昇、物流費・包材費・燃料費の高騰によるものです。
家庭用製紙(トイレットペーパー、ティッシュペーパーなど)も
全体的に価格はこれまでより10%以上高くなる見込みだそうです。
大企業の値上げには中小も追随せざるを得ないので
今後も業界全体の相場がじりじりと上がっていきます。
大手小売などでは6月末まで現行の価格に据え置きをすると発表がありましたが
その裏では原材料の高騰は着々と進んでいます。
売り出しのお値段をギリギリまで据え置いてくれることは
消費者には大変ありがたいことですが
企業の利益はどんどん削られ、そこで働く人たちの給料にも
もちろん響いてくることになります。
値上げしても必要なものは必要ですから
値上げが進んだ時に必要なお金も
物品と同時に蓄えておかないといけません。
どちらに極端に偏っても苦しくなるので
私は日常からできる備えを進めています。
★具体的な備え方
私は
今は備蓄、将来的には自分で野菜を作れるように
していこうと思っています。
・食料と日用品を常に備蓄する
他の動画でもお伝えしていますが
1ヵ月に使う分量よりも多めに買うことを心がけています。
特にもう値上げ予告があるものに関しては
その値上げスタートまでに少しずつ買いだめていき
後で慌てないようにしようとしています。
買いだめするものは値上げにも災害にも対応できるもので
「非常食」と「原材料」であることを意識しています。
具体的には
・非常食は缶詰などの長期保存が効き、火を使わなくても食べられるもの
・原材料はお米小麦粉などの穀類そして乾物など、アレンジが利くもの
が購入するポイントです。
カップ麺などの加工品は、おいしく加工する工程で
すでに栄養が抜けてしまっているからという理由もありますが
製造までに複雑な原料供給ルートを辿るため
値上げの上乗せ幅が大きいので、個人的には買い控えています。
また、すぐ食べられて便利な分、パッケージもしっかりしているので
場所をとってしまい
ワンルーム一人暮らしではたくさん保管することが難しいのです。
一方、原材料で持っておけば場所はコンパクトですし
アレンジができるのでレシピの融通が利き、日々使えて
ローリングストックがしやすいのがメリットです。
・ 非常用品を日常遣いする
電気にフォーカスすると、
私はポータブル電源で調理家電を動かし、減った分はソーラーパネルで日常的に充電し、
停電が起こってもパニックにならないように日ごろから練習しています。
直接の被害を受けなくても、先日の関東方面であったように
逼迫により使用電力が制限されることがもしもちょくちょくあるとすれば
いちいち驚いたりしている場合ではなくなります。
平常時でもライフラインが不安定なのだ、と割り切るのが
今の時代必要だと感じます。
あって当たり前のものがなくなってしまうのであれば
それを使わなくても生きられるように
日頃から「ない生活」を取り入れていくことが
漠然とした不安を解消するためにも大切だと思っています。
・ 水は常にくみおく
常にバスタブにバケツを置いてそこに水を汲み置き、
1日の終わりに洗濯機に入れて使うということを繰り返し
汲み置きを循環させています。
災害時に1番困るのは水だと聞いています。
これだけでは不十分かもしれませんが
まったくのゼロでは
平常時に何気なくしていたことは何もできなくなり
完全にお手上げですので
飲み水以外も少しでも確保できるようにしています。
・ ベランダを活用した家庭菜園の準備
値上げが極まると
次は市場からものが消えていく段階に入るそうです。
それまでには買い物に100%頼らずに生活できるよう
現在準備を進めています。
夏過ぎには大体の値上げ第一段階が終わっていますので
そこまでにある程度のベランダ菜園が運営できるように目指しています。
★ ものが余っている豊かな日本は過去の話
物余りだと思っていた日本が
一瞬で物不足に陥る可能性がだんだん高まってきました。
不足してから用意しようと思っても大変ですから
今のうちに、半年から1年分を備蓄しようと思っています。
そこからは自分で育てた野菜と
だいぶ高くなるでしょうが、売っている食品を少し組み合わせるという
イメージを描いています。
今はまだリハーサルの時間もありますので、もろもろの練習を積み重ね
いざ本番が来ても
平常心で「ああ来たな」程度に受け入れられるようにしていきたいものです。
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