こんにちは、今日も元気に引きこもりのコトリ(@minimalist_cot)です。
「自己投資はリターンの大きい最高の投資だ」と言う事は
皆さんもよく耳にすることと思います。
昨年より、組織が個人を守ってくれない時代になり、
個人の力がいよいよ試される段階に入っています。
スキルで生きていくためには
この考えは本当に大事だと思いますし
私も自己投資は吟味して常に行っているつもりです。
ただ、投資に見せかけて、実は浪費だったっていうことがよくあります。
浪費の言い訳に投資と言う人も多いです。
今日は投資、消費、浪費の境目について書こうと思います。
私もはっきりわかってない時には
この3つを混ぜたり勘違いして
割と浪費寄りに投資を勘違いしていたのですが
思う結果を得るまでにずいぶん遠回りをしてしまいました。
良い機会ですので、
この投稿ではっきり定義付けをしておきたいと思います。
Contents
【投資、消費、浪費の境目って?】
投資というのは、
それにお金や時間を投下したことにより
長期的に何倍ものリターンになって返ってくる性質のもの
を指します。
つまりプラスやそれ以上になる性質のものです。
そして、
その時必要なもので生活を維持するためのものは
消費(ゼロ)といい、
買っても時間をかけても役に立たないものは
浪費(マイナス)と定義づけられます。
たとえば、同じ「人と会う」ことをとっても
今後の自分のビジネスの拡張に繋がる話、
また、知識に繋がる話を共にすることができれば、
それはすごい投資だし、
友達とある程度楽しく喋って楽しい気分になるのは
良い時間を過ごせるので消費、
愚痴や噂話を聞かされたり、昔話のループ、自慢話など
役に立たない話だったり、
感情がマイナスに傾くものは
浪費といえます。
浪費をしてしまうとその時は実感がなくとも
後々に後悔とストレスが募り、
リカバリーに倍以上の時間とお金を割くことに
なってしまうので、本当に気をつけなければなりません。
【よくある方向間違いに注意】
★本の使い道
本は最高の自己投資と言いますが、
読まなければ投資ではなく、ただの浪費です。
本棚に本を並べていることによって
「これらを読んでる自分が
かっこいいと思われるだろう」と思うのは
自意識からの見栄であって、
自分が必要な知識をための本を探すというよりも、
「本を読んでいる自分がすごいと思われたい」という
願望が大いに含まれていると思います。
これでは単にお金を失うだけとなり、
浪費と言うものに成り下がってしまいます。
場所を圧迫するだけですし、
何より知識が頭に入って来ませんから。
本は読んで行動(思考もそれに含む)して
お金になること、
例えばそれが転職活動だったり、
自分のビジネスなどに落とし込んで、
多少時間はかかってもお金になって返ってくることが
予想でき、行動も伴えるものであれば、
それこそが投資というものです。
★服は買った途端に価値が下がるもの
「この洋服は一生ものだから投資だ」と言って買う人がいますし、
実際私もそう思って買った服もいくつかありましたが、
洋服に一生ものという概念は持たない方が良いと思います。
仮に好きなテイストがしっかり定まってはいても
人の好みは外からの情報により
マイナーチェンジしていくものですし、
仮に何年も気に入って着ていたとしても
摩擦、洗濯、紫外線や酸化などで刻々と劣化していきます。
新しい機能の備わった素材は毎シーズン発表され続けています。
流行要素だけではなく、
着心地や機能などがどんどん改善されていくので、
服は消費アイテムとして割り切ったほうがいいと思います。
たとえば高級ブランドの限定生産アイテムであったとしても、
貴金属、宝石のように風合いがつけばつくほど
価値が上がるということもほぼありません。
その時高い値段で買ったからと言う思いが自分を縛ってしまう
「思いの弊害」がのしかかり、
手放したくても手放せなくなるため
多くの人が苦労している現状があるのだと思います。
ミニマリスト視点からいうと、
本当に着る服を思い切り使い切った上で手放すことが前提です。
安いからと言って着ない服をたくさん買い込むことは
ただの浪費です。
★浪費の言い訳として投資を装う
「自分磨き」と言って
服や化粧品装飾品にお金をかけている人はいませんか…?
それは人の目を気にして飾るだけのもので
中身に投資しているわけではありません。
ただし、
最低限、清潔感を保つための身だしなみは
人とのつながりを良好に保つための投資といえます。
人を介して良い情報が得られるからです。(つながる人は選びますが)
そして健康のためにお金をかけることも、
自分が元気でいられるための投資といえます。
健康でいることで長くお金稼ぎをできますからね。
【投資の比率を高める】
これからの時代ますます
消費や浪費に慎重にならなければなりません。
曖昧だった境目をはっきり分け、
できれば投資の比率を高めていきたいものです。
正しい投資をすればするほど倍々ゲームで
プラスになって返ってきます。
投資は長期目線で物事を見なければならないので、
継続力も必要ではありますが。
「消費」は生きる上である程度は必要なものですが、
「浪費」にならないように特に注意していかねばなりません。
「消費」はゼロで済みますが、
「浪費」はリカバリーに時間とお金を削らなければならないので
本当にお金が余ったときにだけするなど
タイミングに注意が必要です。
というわけで、私がかつて浪費で失敗した経験をもとに
かなり気をつけていることを文章にしてみました。
今日はここまで。
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