今回は、ものを減らせば
備えができる理由についてお伝えします。
私はガッツリ備蓄しながら暮らす独身アラフォーですが
必要ないものは持っていません。
備えながらものを減らす、というと矛盾しているように感じられる方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし、実は減らさなければ
備えのスタートには立つことが難しいのです。
部屋の中だけではなく、心の中も同様で
スッキリ片付いて空いたスペースには
良いものが入り込んでくるとよく他の方もおっしゃっていますが
本当にその通りです。
良いものとは、物質そのものを指す場合はもちろん
知識や知恵といった
目には見えないものも含まれると私は思っています。
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Contents
★ものを減らすとゆとりができる
備えることの前段階として
ものを減らし、精神安定落ち着きを身に付けることが
大切な要素の1つだと思っています。
心が落ち着けば、
目の前のことでいっぱいいっぱいということがなくなり
お金、時間ともに不自由が減っていきます。
すると、いっぱいいっぱいだった頃には
同じミスを何回も繰り返し
しょっちゅう起こしていたトラブルが
めったにおこらなくなっていることに気がつきます。
例えば昔は
ぎりぎりの時間に起きて慌てて飛び出し
忘れ物をしたことに気づいてコンビニに飛び込み
なんとかその場はしのげたことはいいものの
同じようなものがどんどん増えて家の中にあふれる、
ということを繰り返していました。
ものを減らし始め、心に余裕ができたことで
トラブルを事前に予測できるようになり
同時に予防できるようになったのです。
結果として不要なものが増えるループを断ち切ることができました。
かつての余裕のなさから増えてしまったものを処分し
空いたスペースにあらためて本当に必要なものを置いていけば
それぞれが本来の役割を果たすようになります。
★頑張らなくても現実と向かい合うことができる
ものを減らすと、現実と向き合ってもしんどくならない心が手に入り
現実逃避をしなくてよくなります。
わかりやすい例えで言うと
後回しにした片付け、掃除やゴミ捨てなどが
いわゆる現実に当てはまります。
ものが多いと、それらにまつわる用事が増えますが
つい面倒で後回しにしがちになります。
それが気になりながらも目の前のことはしなければならないジレンマで
自己嫌悪に陥りがちです。
ものを減らせば、それらに付随する
片付け、掃除やゴミ捨てなどが
一緒に消滅することになります。
付随するものが少なくなればそれに伴う現実の量も
激減することに自然と気がつくはずです。
★「緊急じゃないけど重要なこと」ができるようになる
余分な物を減らすと心にゆとりができ
緊急ではないけれども重要なことに関心が向くようになり
コツコツと備え始めることができるようになります。
成功者の共通点に注目し、人間の成長過程で必要な習慣を構造化したものが
スティーブン・R・コヴィー博士の有名な著書「7つの習慣」です。
この中では、時間を緊急軸と重要軸に分け
次のように定義しています。
第1領域:緊急かつ重要
第2領域:緊急ではないが重要
第3領域:緊急だが重要ではない
第4領域:緊急でも重要でもない
この中で自分の人生を最も変えるのは第二領域の「緊急ではないが重要なもの」です。
なぜなら、緊急ではないが重要なものは、将来の人生を変える重要な行動が多いからです。
今回のお話でいうと「緊急ではないけれど重要なもの、こと」というのは
インフレへの対策としての適切な買い置きや
いつ起きるか分からない災害に対する備えが当てはまります。
緊急じゃないので「やらなくてもいいもの」とうっかり結びつけそうになりますが
今からコツコツやっていくことで
明らかに将来の自分を変える重要な要素が詰まっていると思います。
むしろ今やらないと
心と金銭的なゆとりはこれ以上は増えず
これからどんどんなくなっていくのではないでしょうか?
十分な時間と適度なお金のゆとりがいるものですから
そこまで行き着くためには「不要なもの、考え」を減らすことが
まず前段階として必要になってきます。
そこで大切なことが「物を減らす」になるわけです。
★結果として「ものを減らすと備えができる」
備える前に
物が少なく気持ちの良い空間を存分に味わい
精神安定させることは本当に大切です。
備えに必要なものを考えるためには
まずは「緊急だけれど重要ではないこと(いっぱいいっぱいになる原因)」を除いて
自分がシンプルに日常何をしているか把握する必要があります。
必要だと思っているもののおおかたははっきり言っていらないものです。
割合でいえば9対1くらいです。
9割の要らないものに常に囲まれていれば
埋もれている必要なものを探し出すのに
どれだけ時間がかかるでしょうか?
この「探し物」に代表される
「緊急だけれど重要ではないこと」が減らせられたら
やることは9分の1に減るのです。
いらないものがいっぱいあっても
何かあったときに使えるものはほんの少しです。
数年前、私は、いらないものを徹底的に処分する
思い切った一歩を踏み出したことによって
過去のいろんなことに対する清算と
自分がシンプルに日常何をしているか把握ができたおかげで
その後に備えができるようになりました。
この思い切りがなければ
今、備えをしなければならない時期に入っていることにも気がつかなかったでしょうし
相変わらず目の前のことだけでいっぱいいっぱいになっていたと思います。
★風の時代に乗っておこう
スピリチュアルな例えは好き嫌いが分かれるところですが
現在は、到来したとされる「風の時代」に良しとされる
「精神性で生きること」を理解すべきな時代です。
「ステイタスを所有することが良し」とされた時代は既に終わったことを
この高インフレに差し掛かっている現在、ひしひしと実感します。
余計なものを手放し、その代わりに得た
知識、知恵、ゆとりなどを活用し
「重要なことだけれども緊急ではないもの」にしっかり目を向けて
備えをしていかなければならないと思っています。
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