こんにちは、引きこもりのコトリ(@minimalist_cot)です。
今回は
私がフリーランス、個人事業主になる前に知っておきたかったこと
やるべきだったことについてまとめてみました。
現在私は在宅で法人の物販事業をアドバイス、または実務補助をすることと
自分自身でも物販事業で収入を得ています。
こちらのブログは現時点ではさしづめ「新規事業立ち上げ2ヶ月目」というところで、
まだきちんとした利益は出ていませんが、土台型めをしているところです。
よくブログは趣味のように思われていて
収益が出たらラッキーという認識も強いと思われますが、
心構えと捉え方でビジネスとして成り立ちます。
逆にいうと
この心構えがないとブログで収益を得たいと思っても
ビジネスからはどんどん遠ざかっていくのではないでしょうか。
一億総フリーランス時代とも言える昨今、昔の私のように何も知らないままでは
荒波にのまれて再び浮かび上がることが困難です。
具体的なノウハウは読書と実践に任せるとして
今回は大前提として大切な
フリーランスが知っておかなければいけない
考え方、心構えについてお伝えします。
会社に頼らず自分の力で稼ぎたい!
と考えておられる方にお役に立つ内容になっています。
順番に見ていきましょう。
Contents
【起業前に注意すること】
★勉強しただけで満足しない
よく副業を始める前に下準備と称して
セミナー、勉強会参加、資格取得などに精を出す姿を見かけます。
勉強することは本当に大切です。
日本の社会人は6割が自主的な勉強をしていないと言いますから、
反対の4割に入れているということは、
それだけチャンスを得られるアドバンテージがあります。
しかし勉強したからといっても、それだけでは行動したことになりません。
インプットだけしている自分に満足してしまっていませんか?
実行に移さなければ勉強できたことになりません。
★「行動を起こすために考えること」も行動のうち
詐欺教材などを盲信しないために
関連業界の本やビジネス書、自己啓発書を数冊同時に読みながら
行動してください。
この時注意することは
本を全部読んでから動こうと思うと頭でっかちになって動けなくなるので
少し読んでは動くを繰り返す、ということです。
「1冊読んではすぐ実践」を繰り返しているうちに、
本質を掴みやすくなってきて
「これはセールストークだ」「こちらは実践したら有益だ」
と判断がつきやすくなり、
高額な詐欺商材をつかまされずに済むようになります。
また、逆に自分が商品を売るときにもこの判断力が役立ちます。
事業のための大事な資金をムダに吸い取られないように
ぜひこの「本を読んですぐ実行」の繰り返しをお勧めします。
★目的期限をはっきりさせる
小さい目標を立ててはクリアしやすいように
期限を短く、金額も少なく設定し、
それをクリアするごとに新たな目標を立てていきましょう。
会社から逃げたくて予定も立てずに独立を考えると
うまくいかないスパイラルにはまります。
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参考【借金予防】フリーランスが身につけるべき3つのメンタル【売上拡大】
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★安定を求めない
分かりきったことではありますが
自営業者にサラリーマンのような安定はありませんので
覚悟しておいてください。
その代わり売上が上がりだしたら
頭打ちというのはありません。
そこが雇用されることと全く違うところで
チャンスがたくさん転がっているということです。
周りと比べず
過去の自分とだけ比べるようにしてください。
安定を得ようとすると かえって詐欺情報を掴みがちです。
詐欺商材によく謳われている
「ラクして初月からいきなり数十万売り上げられる!」などというのは
現実起こりうる確率はほぼありません。
それを信じることは
いいカモになったと同じ意味です。
すぐに稼げるようになりたい
という人間の欲を
巧みに操られているということを知ってください。
前もって本を多めに読んでおくことで
本質が先に頭にインストールされ
詐欺だということが見破りやすくなります。
繰り返しますが
ビジネスの最初は全くと言っていいほど稼げません。
これをあらかじめ知っておくことも
美味しい話に引っかからない基礎知識です。
【フリーランスをやる上での具体的な考え方、行動】
★開業届を出す
まず
本業でも副業でも開業届を税務署に出してください。
開業日から1ヶ月以内です。
頑張った結果がみごと本業になるかもしれないし
翌年赤字が出ても払い過ぎた税金の還付を受けられることがあります。
売上から経費を引いた残り所得が基礎控除(48万円)以上あると
確定申告が必要となります。
青色申告で確定申告を出すと
電子申告で
基礎控除に加え65万円の青色申告控除が適用できて
合計113万円の売り上げまでは課税対象になりません。
売上から経費を引いた残りが課税対象になるからです。
残りが少ないと、課税額も少なくなります。
課税対象額によって
納める所得税、住民税のほか
年金も国民健康保険料もかなり変わります。
同じ売上でもサラリーマンと事業者では
税金の考え方が違うので手残りが全く違ってきます。
売上の見通しが立ちにくいフリーランスであれば
手残りを少しでも多く確保し、資金繰りに充てるのが賢いやり方です。
そうすると、新しいチャレンジがしたくなった時に
資金投下がしやすいからです。
融資という手もありますが、決定されるかわかりませんし
降りてもタイミング遅しということもあり得ます。
今が副業であってもいずれは必要な知識ですし
逆に税の知識がないと
結果的に手持ちのお金も残らなくなってしまいますので
今わからなくてもコツコツ学習していくことがマストです。
★時間の使い方
「さあやるぞ!」と決めて動くことは素晴らしいことですが、
問題はその時間の使い方です。
特にフリーランスで在宅仕事になった場合、
ある程度の予定を立てないと
優先順位がわからなくなり無為に時間を溶かすという危険もありますが、
それ以上に注意したいのは
稼ぎたいからとスケジュールを詰めすぎないことです。
片っ端から仕事をとっていかないと
もったいないような気持ちになりますが、
そこで勉強する時間すらも削ってしまうと
今やっている事業を発展させられる知識情報も入ってこず
目の前の安い仕事しかできなくなってしまうからです。
これだと気力も体力も消耗してしまう一方ですので
事業の維持も難しくなります。
余裕のできたところにお金(になる情報)が入ってくるのだと考えて
スケジュールを組んでいきましょう。
★稼げない期間の凌ぎ方を考える
会社生活から逃げたいから、自由になりたいからとすぐ辞める人がありますが、
それをすると過去の私と同じく失敗のスパイラルにはまります。
フリーランス=リタイヤではありません。
全ての責任を自分で背負うことです。
目的、期限から逆算して行動スケジュールを立ててください。
稼げない期間をしのぐための手当を考えることも
行動することの一つです。
案件を納品してからの支払サイトが長く、
その間の資金を繋ぐことが難しい場合は、以下の売掛金前払いサービスがあります。
わたしは昨年からフリーナンスの方に加入しています。
いざというときの補償と保証があるのは心強いです。
★「固定費低く、粗利高く」を守る
固定費や原価を低く抑え、粗利益を大きく上げて、次の事業への種銭にしていく
これは商売の基本ではあるのですが
守れていない人が多いことも事実です。
作ったサービスや物が売れても
原価が高いとお金がぐるぐる回っているだけで
利益が残らないと目の前の事を事をこなすの精一杯になってしまいます。
最近は時代の移り変わりが1年以内でも頻繁に起こり
ビジネスモデルの賞味期限が短いです。
次の一手を考える資金的な余裕がないと
事業を維持すること自体も難しくなり
最悪は市場から撤退しないといけなくなります。
特に自分の手で稼ぐとなると給与のように安定しないので
うまく売り上げが上がっているときはいいのですが、
それが突然の契約終了、次月は売上ゼロということも珍しいことではありません。
固定費、生活費を高いままにしておくと
下がった時に途端に生活が破綻してしまうことにもなります。
一時的に大きく売り上げが上がっても生活水準を上げたりせずに
事業維持のために地道な努力が大切です。
【フリーランスになる人が気をつけることまとめ】
やると決めたら
上手くいかなくても人のせいにせず
全て自分のせいと認識できる人が
個人事業でうまくいく人です。
行動は
計画 実践 検証 実践 という1セットを
繰り返していくことです。
計画して動かない実践してやりっぱなしで検証しないというのは論外です。
うまくいかなくても
最初はデータ取りを粛々とやっていくことが
目的と思ってやっていてください。
そして売り上げが上がったら、次の仕事に思い切り投資ができるように
コツコツやっていきましょう!
今日はここまで。
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